湿気対策でカビも撃退!湿度をコントロールし心身ともに健康的に過ごす方法

2017/09/22 リフォーム

ジメジメイヤ!

え、あなたも部屋の湿気に悩まされてる?

ジメジメ、いや〜な湿気。湿度が高くなりすぎると、カビ・ウイルスの繁殖、ニオイ、壁の腐食、結露など様々な害が家に出ます。家の具合が悪くなると、住んでいる人の健康も悪くなるので、本当に注意したいことです。

シックハウスをご存知でしょうか。生活する家が原因で現れる病気の症状です。頭痛や鼻水、くしゃみ、せきなど。家を建てる材料に含まれた化学物質が身体を刺激して、このような症状を引き起こします。

湿気が多いと、化学物質が空気中の水分に溶け込むので濃度が高まります。そのためシックハウスの症状がひどくなるのですね。

だから、「ちょっとくらいジメジメしててもしょうがないかな」と油断は禁物。ひどい湿気を放置しているうちに、身体を悪くしてしまうかもしれません。

湿気をコントロールすることは、家を美しく保ち、住む人の健康も維持します。家と家族を守るため、湿気対策の方法を知っておきましょう。

湿気対策の第一歩。「湿気・湿度とは?」を知ってから。

そもそも「湿気って何?」。これを知らずに、湿気の予防と対策なんてできないですよね。

湿気は、大気中の水分量のことです。大気中の水分の割合が湿度です。高すぎると、あるいは低すぎると、生活しづらい「イヤ〜な問題」を様々と引き起こします。

例えば「カビ」。カビが発生する原因はいろいろありますが、湿度が高くなることが一番の原因だといわれています。

カビ、嫌いですよね。湿気をコントロールしてカビを抑制する方法は、あとで詳しく説明しますよ。

健康的に暮らせて、家も長持ちできる湿度とは?

湿気を一度測ってみよう

快適な湿度を保てば、肌ツヤも良くなり、病気にかかるリスクもおさえられます。家が長持ちするメリットもあります。湿度によってできる結露や、腐敗・腐食のリスクが下がるからです。

人体には、生きていくために「55~65%」の水分量が必要です。だから、まわりにまったく水分がないという状態では、暮らせません。

人体が「過ごしやすい」と感じる快適な湿度は43~64%で、温度との兼ね合いもあり、夏は55~62%、冬は48~60%です。

季節別の過ごしやすい湿度

55~62%
48~60%

室内の湿度は、加湿器や除湿機でコントロールが可能です。100均でも湿度計が売ってますよね。適切な湿度を保つためにも、一度部屋の湿度がどのくらいかを測ってみることをおすすめします。

湿度が原因で生じる害

湿度が原因で病むこともある

湿度が高すぎる/低すぎる場合に生じる害の具体例をあげます。どれもできるかぎり避けたいものです。中には命に関わるものもあるくらいですから。

食中毒

「O-157」。最近もニュースになってましたよね。気温25℃以上、湿度約68%以上でリスクが大きくなります。高温多湿になる時期は特に注意が必要で、梅雨~秋口にかけて被害が増えます。

ノロウィルスも食中毒を引き起こす原因として悪名高いです。気温15℃前後、湿度40%以下でリスク大です。低温で乾燥する時期の冬~春口にかけて、ノロウイルスを原因とした食中毒にかかる人が多く増えます。

風やインフルエンザの流行にも湿度が関係します。40%の湿度を下回るとリスクが大きくなります。気管支炎なども同じです。

こうした病気は、命取りになる危険がありので、本当に気をつけなくちゃいけません。

カビ! 絶対イヤ!

カビは、目に見えるだけあって嫌われ方がハンパではありません。カビをきっかけに新築やリフォームへ踏み切る方も多いです。

湿度が70%前後でカビの発生リスクは大きくなります。カビを発生させる要素を大きく分けると以下の2種類の要因があります。

  1. 環境(湿度70%前後)
  2. 栄養源(ゴミや壁材に含まれる有機物)

「湿度が高い=湿気がある」ということです。水分をたくさん含んだ空気が留まっている状態なので、カビやウイルスが繁殖しやすく、「臭気発生=ニオイの悪化」も起こるわけです。

湿気、万病のもとですね。

カビについての実例

湿気による被害で最も嫌われるのが「カビ」。もう少し原因と予防法を掘り下げるため、実例を見ていきましょう。

換気を十分にできればカビの発生はおさえられます。

天然の木材は、湿気を自ら調整する「調湿作用」を持ちます。しかしながら新しい建材で提供される住宅建材の場合は天然の木材が持つ調湿作用が期待できないのですね。

結果、一度溜めこんだ水分は放出されず、カビのエサになってしまいます。壁クロスや天井、畳にまでカビが大量に発生してしまうわけです。

見てください、この写真。涼しくなりがちな北側の部屋で窓がある場合だとしても、このようにカビに壁が覆われてしまいます。

カビに覆われた壁

カビ対策の基本!

カビ撃退の方法

カビに家を覆い尽くされないための対策方法を3つ紹介します。

1. 機械による強制吸気・換気

湿気のコントロールはカビ対策の基本です。

大掛かりな機械を置いて、室内の湿気を強制的に吸い、外へ吐き出すことができれば、カビ対策に大きな効果をあげます。

でも一般の家庭にとって、そんな専門的な機械は取り付けるだけでもお金がかかり、そのあと維持するための電気代も大変な額になってしまいます。

家庭用の除湿機であれば、家電ショップへ行けば、サイズや機能ごとに、さまざまな種類が見つかります。予算や置く場所に合わせて選ぶといいでしょう。

2. 窓ガラスをLOW-Eガラスにする

「LOW-Eガラス」とは、太陽からの熱をカットする機能に優れたガラスのことです。種類によっては、普通の場合の太陽熱の50%もカットしてくれるものもあります。窓の外の空気と熱伝導を軽減し、断熱効果が得られます。

また結露を防止する機能が備わっているので、結露が蒸発すると生じる湿気をおさえカビの発生も防ぎます。

3. 漆喰で壁を塗る

壁や天井に「漆喰」を使うことでカビの繁殖を防げます。

漆喰はさかのぼると、なんと縄文時代から使われているのです。それだけ昔から使われているのは、まさしく日本の気候と相性が良いことの証拠。ジメジメとした梅雨でも、漆喰は湿度を調整する能力を自ら持っているので、カビの繁殖を抑制します。

また漆喰はごみが付着しにくい帯電効果も持っているのですね。

つまり、カビにくい、汚れにくい素材。それが漆喰なのです。湿気対策を目的にしたリフォームのときは、ぜひ漆喰の使用を検討してみてください。

最近はDIYで漆喰を使った左官に挑戦している人もいますね。

こまめな換気

プラスチックやスチロールなどを含む「新建材」は最近よくクロス壁なんかにも使われています。

新建材を使用する建物は、実は建築基準法により、最低1時間ごとに換気が求められています。

換気は、カビの抑制になるだけでなく、シックハウスの原因となるホルムアルデヒドのような人体へ悪影響をあたえる物質の空気中の濃度も軽減します。

除湿機のような機械に換気を任せきりにせず、自分でも空気を入れ替えることに意識を持つようにしましょう。

家の中に一番長くいるのは小さなお子様のことが多いです。

新築・リフォームなどを行う場合には、家の中で一番長く時間を過ごす新生児・子供部屋などに使う建材のことをもっと考えるべきです。

化学物質を多く含む新建材は極力避けて、天然のものを代替できればベストです。天然の建材は、劣化しにくく、長持ちするという嬉しいメリットもありますからね。

湿気・湿度は、人が生きていくためには必要不可欠な自然の恵みです。でも、過度な湿気や高すぎる湿度は、快適な空間を壊します。

四季のある日本では、昔から湿度と上手に付き合うための工夫を生み出してきました。風通しの良い建て方、湿気に強い建材など、建物に関する日本の文化をしることで、現代の快適な生活環境を作っていくことへつながります。

まさしく温故知新ですね。先人の知恵をお借りして、現代社会をさらに快適にしていきたいものです。

カビ退治・湿気コントロールならお任せください!

エア.マテリア.では、湿気対策のご相談も承っております。カビ退治や湿気コントロールを目的としたリフォームが得意です。

見えるところだけを美しくするのではなく、長く維持するための素材選びからご提案させていただきます。湿気・カビにお困りのアナタはぜひお気軽にご相談ください。